清掃のプロが教える!「床清掃」と「フロアメンテナンス」の意外な違いとは?

こんにちは!

京都伏見の清掃会社、テクニカルメンテナンス京都です!

 

共用部の床清掃、定期的にしているのに――

「なぜか汚れが落ちにくい」「前より汚れやすくなった」と感じることはありませんか?

実は、その清掃方法、床材に合っていない可能性があります。

間違った清掃は、かえって床材の劣化を早め、清掃頻度や修繕コストを増やす原因になることも・・・。

 

この記事では、「掃除しているのに汚れやすい」状態を生むNG清掃と、素材にやさしく汚れにくさを維持するメンテナンスの考え方を、素材別に詳しく解説します!

 

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京都・大阪・滋賀|「床清掃」と「フロアメンテナンス」の根本的な違いとは?

「床清掃」「フロアメンテナンス」は、どちらも床をきれいに保つための作業ですが、目的や方法、実施頻度、そして長期的な効果において大きく異なります。

 

まず、清掃の目的はあくまで「汚れの除去」です。

 

日々のモップ掛けや洗剤を使った拭き掃除など、目に見える汚れをその場で取り除くことに重きが置かれています。

実施頻度は日常的あるいは週次など短いサイクルで行われることが一般的で、清掃後の効果は一時的な美観回復にとどまります。

 

 

一方で、フロアメンテナンスの目的は単なる汚れ落としではなく、「床材そのものの保護」と「美観の長期維持」にあります。

 

素材の性質に合わせた専用の洗浄方法に加えて、汚れの再付着を防ぐワックスやコーティングといった仕上げ処理までを含む、より総合的なケアです。

頻度としては月に1回から年に数回といった定期的な実施が中心で、その効果は素材の劣化を防ぎ、長くきれいな状態を保つという点にあります。

 

つまり、清掃が“表面的な汚れ取り”にとどまるのに対し、メンテナンスは“床材そのものを守り育てるケア”と言えるのです。

    床材別:正しい清掃とメンテナンスの考え方

    【1】長尺シート(塩ビ系・ノンスリップシートなど)

    長尺シートが使われる場所では、次のような劣化がよく見られます。

     

    たとえば、表面のツヤがなくなってきたり、黒ずみが定着して落ちなくなったり、ヒール跡やゴム跡が残ってしまうといった症状です。

    これらは、毎日の清掃では対応しきれない「素材そのもののダメージ」が原因のこともあります。

    注意したいのが、誤った清掃方法です。

    たとえば、強アルカリ性の洗剤を頻繁に使ったり、剥離剤を繰り返し使用したりすると、かえって素材を傷めてしまうことがあります。

    さらに、洗浄後にワックスや保護処理を省略してしまうと、汚れがつきやすくなるだけでなく、床材の劣化も進みやすくなります。

     

    では、どのようなメンテナンスが適しているのでしょうか?

     

    ● 中性〜弱アルカリ性の洗剤を使って、素材にやさしく洗浄
    ● ポリッシャーを使った定期的な洗浄で、奥の汚れまで除去
    ● 洗浄後に、保護ワックスで汚れの付着を防ぐ

     

    ポイントは、「汚れを落とすだけで終わらせない」こと。

    汚れにくい状態をつくるまでを含めて初めて、長尺シートの美観と耐久性が保たれます。

    日々の掃除では追いつかない部分にこそ、プロのフロアメンテナンスの力が必要です。

    【2】石材(磁器タイル、御影石、大理石など)

    エントランスなどの石材床には、こんなお悩みはありませんか?

     

    たとえば、目地の黒ずみが目立ってきたり、水ジミや雨跡による白っぽい汚れが残ってしまったり、

    さらには石の表面に白い粉のような変色が出てしまうケースもあります。

    こうしたトラブルは、日常清掃だけではなかなか改善が難しいものです。

     

    特に注意したいのが、間違った清掃方法による「素材ダメージ」です。

     

    たとえば、大理石などに酸性洗剤を使ってしまうと、石そのものが傷んでしまうことがあります。
    また、高圧洗浄を頻繁に行いすぎると、目地のモルタルが削れてしまう危険も。

    さらに、一部の汚れだけを部分的に清掃すると、仕上がりにムラが出て逆に汚れが目立つこともあります。

     

    正しいメンテナンスには、以下のような対応が有効です。

     

    ● 素材に合った専用洗剤を選ぶ
    ● 吸水式の洗浄機を使い、汚れを浮かせてしっかり吸い取る
    ● 必要に応じて、防水・防汚効果のある「浸透性保護剤」を塗布する

     

    ポイントは、「石材ごとの性質を見極めた上でのメンテナンス」です。

     

    石材は種類によって吸水性や薬品への耐性がまったく異なるため、現地での確認と素材診断が非常に重要です。

    そのうえで、適切な清掃方法と保護処理を組み合わせることで、汚れにくく・長持ちする環境を実現できます。

    【3】その他の床材(コンクリート、塗床、フローリングなど)

    ■ コンクリート床(駐輪場・裏口・ごみ置場など)

    コンクリートは染み込みによる黒ずみやコケ・油のこびり付きが起こりやすい素材です。

    特に屋外や水まわりに近い場所では、時間とともに汚れが深く染み込み、見た目にも清潔感が損なわれがちです。

     

    注意したいのは、高圧洗浄を繰り返すだけの清掃方法。

    たしかに表面の汚れは落ちますが、コンクリートの表面が荒れ、かえって汚れがつきやすくなることもあります。

     

    そこで有効なのが、表面を保護するための防塵処理やコーティングの導入です。

    定期的に中性洗剤を使った優しい洗浄と、保護剤の塗布を組み合わせることで、汚れの定着を抑え、見た目の清潔感を長く保つことができます。

     

     

    ■ フローリング(共用スペースなど)

    フローリングでは、ツヤがまだらになる「ムラ」や、乾燥によるひび割れがよくある劣化症状です。

    特にエアコンの風が当たる場所や、日光の差し込む空間では乾燥による素材疲労が進みやすくなります。

    よくあるNG清掃が、水分をたっぷり含んだモップでの水拭きです。
    フローリングは水分に弱いため、長期的には反りや割れの原因になることもあります。

     

    おすすめなのは、洗浄(ポリッシャー)と吸い取り(バキューム)が同時にできる専用機材を使用した清掃です。

    当社では、洗浄後すぐに水分を除去できる機材「i-mop XXL」を導入し、効率的にフロアメンテナンスを行っています。

    京都・大阪・滋賀|「素材を守る」フロアメンテナンスへ切り替えると…

    日常清掃だけに頼っていると、汚れが再付着し、清掃の頻度が自然と増えてしまいがちです。

    さらに、床材の表面が直接ダメージを受けることで、すり減りや変色といった劣化も進行しやすくなります。

    結果として、美観を長期間維持することが難しくなるのです。

    一方で、定期的なメンテナンスを取り入れると、床の表面がしっかりと保護されるため、汚れが付きにくくなります。

    そのため日常清掃の頻度も抑えられ、床材そのものの寿命も延びていきます。

    常に安定した美観を保てるだけでなく、長い目で見れば清掃にかかるコストの削減にもつながるのです。

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    単なる洗浄だけでなく、素材を守るための保護処理まで一貫して対応し、長期的な美観維持につなげます。

    また、年間を通じた定期的なスケジュール管理のご提案も可能ですので、安定した状態を無理なくキープできます。

    あらゆる現場に柔軟に対応し、施設全体の清潔感と安心感をサポートします!

     

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    「毎日掃除しているのに、なぜか汚れが取れない」——

     

    それは、床の表面がすり減ってツヤがなくなっていたり、素材の奥に汚れが染みこんでしまっているからかもしれません。

    それを解消するのが、正しいメンテナンスの導入です。

     

    まずは、現在の床材にどんなケアが合っているのか、無料診断・お見積りから始めてみませんか?

     

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