ワックス剥離に適さない床材とは?|床材の種類とフロアメンテナンスの注意点を徹底解説します!

こんにちは!

 

京都伏見の清掃会社、テクニカルメンテナンス京都です!

 

「フロアメンテナンス」と一言で言っても、その内容は様々です。

 

汚れの除去、ワックスの塗布、古いワックスを取り除く剥離作業などなど・・・。

これらの様々な作業を適切に行うことで、床材の美観を維持しつつ、長持ちさせることができます。

 

ですが、床材にはさまざまな種類があるため、それぞれに合ったメンテナンス方法や洗剤を使用することが重要です。

誤った方法を使うと、汚れが取れないだけでなく、床材を傷める原因になる場合も・・・。

 

そこで今回のブログでは、当社へのお問い合わせも多い、床材の種類や特徴とメンテナンス方法を徹底解説していきたいと思います!

 

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1. 床材の種類と特徴~フローリング・石材・長尺シート・リノリウム~

 

床材には様々な種類があり、それぞれの特性に合わせた清掃方法が必要です。

 

では、一般的な床材の種類とその特徴をご紹介します!

 

1. フローリング【無垢材フローリングと合板(複合材)フローリング】

 

フローリングは、木材の質感や温かみが特徴的な床材で、家庭やオフィスなど幅広い場所で使用されています。

 

主に「無垢材」「合板(複合材)」の2種類に分かれ、無垢材は天然木をそのまま使用した贅沢な質感が特徴です。

一方、合板フローリングは異なる層を組み合わせており、耐久性が高く、温度や湿度の変化に強いのが利点です。

 

自然な木目の美しさが魅力ですが、それぞれメンテナンス方法は異なります。

どちらもそれぞれにメリット・デメリットがあるため、設置する場所や目的に応じて適切な選択をすることが大切です。

【無垢材フローリング】

「無垢材フローリング」は、天然木をそのまま使用したフローリングで、木目や質感が一つ一つ異なるため、独特の温かみや自然な風合いがあります。

木そのもののため、経年変化で色や質感が深まるのが特徴です。

 

断熱性や調質効果が高く、自然な香りが楽しめる一方で、乾燥などが原因となって割れや反りが生じることもあります。

また、水分に弱いため、清掃には注意が必要です。

 

当社と定期清掃のご契約をいただいているお客様でも、無垢材の床の事例がございます。

 

こちらのお客様では、無垢材の特性に合わせて、洗浄(ポリッシャー)と吸い取り(バキューム)が同時にできる専用機材を使用しております。

こちらの機材「i-mop XXL」は、軽量で取り扱いしやすく、バキュームを同時に行うため滑りやすさを抑え、転倒などの事故防止にも役立ちます。

https://www.i-teamglobal.com/en/products/i-mop/i-mop-xxl

 

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【合板(複合材)フローリング】

 

「合板(複合材)フローリング」は、複数の薄い木材(合板)を重ね、表面に薄い天然木や人工的な木目シートを貼り付けたフローリングです。

見た目は無垢材に近いですが、構造が異なるため、価格が比較的抑えられています。

 

無垢材と比べて湿気や温度変化に強く、反りにくい構造になっているため、安定した品質を保てます。

また、メンテナンスも比較的簡単です。

 

一方で、無垢材に比べると、傷がついても削って修復するのが難しい場合があります。

 

2. 石材【大理石・御影石など】

 

 

石材は、天然の大理石御影石花崗岩など、自然素材を使った高級感のある床材で、耐久性と耐熱性が優れています。

そのため、オフィスビルや商業施設、公共スペースなどの場所でよく使用されます。

独特の風合いや質感、模様があり、個性的で美しい見た目が特徴です。

 

その一方、石材は多孔質のため、汚れが浸透しやすく、傷もつきやすい性質があります。

そのため、メンテナンスには細心の注意が必要です。

 

清掃では、石材専用の中性洗剤を使って優しく洗浄することが大切です。

柔らかいモップや布で丁寧に拭き取ることで、傷を防ぎながら汚れを取り除きます。

 

さらに、石材は屋内だけでなく屋外でも使われることが多いため、汚れの種類が多岐にわたります。

 

例えば、水アカ、泥汚れ、油汚れなど、それぞれの汚れに適した洗剤や洗浄方法を選ぶ必要があります。

間違った方法を使うと石材を傷める可能性があるため、専門的な知識と適切な手順を選ぶことが大切です。

 

 

 

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3. 長尺シート(CFシート・塩ビシート)

長尺シートは、ポリ塩化ビニル(塩ビ)を使用した床材で、柔らかいクッション性が特徴です。

歩行感が良く、足や膝への負担が少ないため、住宅のキッチンや浴室、公共施設、店舗などでよく使われます。

 

また、耐水性が高く、水拭きなどのメンテナンスがしやすいため、汚れがつきにくく、カビや汚れの対策にも適しています。

デザインも豊富で、木目や石目調などのリアルな質感があり、見た目も美しいのが特徴です。

日常の掃除は中性洗剤での拭き掃除が適しています。

また、耐久性が高いので、定期的なワックス掛けでつやのある美しい見た目を維持できます。

 

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4. リノリウム

 

リノリウムは天然素材を主成分とした自然由来の床材です。

原料には亜麻仁油、木粉、石灰岩粉、松脂、ジュートなどが使用されています。

 

1920年ごろに日本に伝わってから、ポリ塩化ビニルを使用した床材が普及する頃まで、様々な場所で床材・壁材として広く使用されてきました。

原料に抗菌作用が見込まれることから、病院、福祉施設などで多く使用されています。

どこか懐かしい味わいのあるリノリウム。

近年は、人々の環境意識の高まりから再び注目されており、床材として選ぶ方も増えているそうです。

 

そんなリノリウムですが、メンテナンスには注意が必要です。

リノリウムは水分や薬品に弱いため、清掃には柔らかいモップや布を使い、専用洗剤を使用して洗浄します。

洗浄する際は、水分を素早く取り除く(バキューム)ことが大切です。

 

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2. ワックス剥離を避けたほうが良い床材~フローリング全般・リノリウム・石材~

 

床材の表面にワックスを塗布することを繰り返すと、ワックスの剥離(はくり)が必要になります。

 

ですが、剥離作業には水を多く使うため水分に弱い床材には注意が必要です。

また、ワックス剥離には強力な薬品を使用するため、床材によっては素材を痛めてしまうことがあります。

 

このため、フローリング(無垢材・合板を含む)、リノリウム、石材などはワックス剥離に適しません

それぞれ独自の特性を持つこれらの床材について、さらに詳しく解説します。

ワックス剥離に適さない床材① 「フローリング全般」

 

フローリングには、無垢材や合板フローリングなど、木材を使用した床材が含まれます。

 

木材は自然素材であるため、水分や剥離剤に対して非常に敏感です。

さらに、無垢材フローリングは、天然木の板をそのまま使用しており、繊細で吸水性が高い特徴を持っています。

 

そのため、剥離剤が木材内部に浸透してしまうと、反りやひび割れが発生するリスクが高まります。

また、合板フローリングでも、表面に施されている薄い木材層が剥離剤によってダメージを受けやすいため、剥離作業は避けたほうが良いでしょう。

 

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ワックス剥離に適さない床材② 「リノリウム」

 

リノリウムは、環境に優しい特性を持つ一方で、水や化学薬品に弱い性質があります。

リノリウムの表面に強いアルカリ性の剥離剤を使用すると、色落ちや劣化が進行し、表面が傷んでしまう可能性があります。

 

そのため、当社では、ネイチャーログ社製 リノリウム専用の中性剥離剤を使用しております。

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当社では剥離のいらないフロアメンテナンスシステム、ナノテックシステム」を導入しております。

床材の種類やお客様のお困りごとに合わせて、ぴったりのプランをご提案させていただきますので、

お気軽にご相談ください!

ワックス剥離に適さない床材③ 「石材全般」

 

石材は、多孔質であるため、剥離剤などの化学薬品が浸透しやすく、シミや変色が発生しやすいという特徴があります。

また、石材は酸やアルカリに弱く、剥離剤によって表面が腐食する可能性も高いです。

そのため、石床にはワックス塗布・剥離は適していません。

 

石床のメンテナンスには専門知識が欠かせません。

汚れの種類に応じた洗剤を使用し、慎重に作業を行う必要があるため、石床のメンテナンスはプロに依頼するのがおすすめです。

当社では、専門知識豊富なスタッフが在籍しておりますので、安心してお任せいただけます!

 

3. まとめ

ワックス剥離は床のメンテナンスで欠かせない工程ですが、床材の種類によっては適用できない場合があります。

 

特にフローリング、リノリウム、石材といった床材は、剥離剤によるダメージを受けやすく、慎重な対応が求められます。

 

これらの床材では、素材に適した清掃方法や専用洗剤の使用が大切です。

また、剥離作業を回避できるよう、普段から適切なコーティング剤の選定やメンテナンスを行うことが重要です

 

もし清掃やメンテナンスでお困りの場合は、専門知識を持つ当社にご相談ください!

お客様のニーズに沿った、安全かつ効果的な解決策をご提案いたしますので、まずはお気軽にお問合せ下さい。

 

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