
こんにちは!
京都伏見の清掃会社、テクニカルメンテナンス京都です!
今回は、京都市内のホテル様にて行った、防鳥ネット設置の事例をご紹介します!
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目次
はじめに|鳥害は「気づいた時には手遅れ」になりやすい
春から初夏にかけて、京都市内の宿泊施設・店舗・マンションで増加するご相談のひとつが「鳥害」です。
「最近やけにベランダが汚れる」
「屋上に鳥がとまっているのを見かける」——
そんな小さな違和感から、実は深刻な衛生・建物被害へと発展しているケースが少なくありません。
特に京都のように、歴史的建造物や古い建物が多く、外観や構造に配慮が必要なエリアでは、
鳥害対策も慎重さと専門的な判断が求められます。
1. 鳥が好む場所とは?|「見落とされやすい場所」に巣を作る理由
鳥害が発生する最大の理由は、鳥にとってその場所が「安全で居心地のよい環境」だからです。
とくにハトやカラスは、一度安心できると判断した場所に執着し、何度も戻ってくる性質があります。
1. 鳥が好む場所の特徴
以下のような条件を備えた場所は、鳥にとって非常に魅力的です。
①人の出入りが少ない場所(屋上、非常階段、看板裏など)
鳥は静かで人目につかない場所を好みます。
たとえば、屋上やビルの非常階段、看板の裏側といった人があまり出入りしない場所は、鳥にとって「安全で落ち着ける空間」です。
特にハトは、人の気配が少ない場所に長時間とどまり、巣作りを始めやすい傾向があります。
人目につきにくいため、発見が遅れ、被害が広がる原因にもなります。
②雨風がしのげる構造(庇・配管・ダクト周辺など)
巣作りを行う際、鳥は雨や風を避けられる環境を選びます。
建物の庇(ひさし)や換気ダクトの上、配管の取り付け部など・・・
ちょっとした出っ張りや陰があるだけでも鳥にとっては格好の住処になります。
こうした場所は、屋根に近く、人の目に入りにくいため、長期間気づかれずに巣が大きくなるケースも多く見られます。
③小さな足場や隙間がある構造
わずかなスペースでも鳥はしっかりと止まることができます。
建物の装飾や配管の継ぎ目、看板のフレームなど、私たちが気にもしないような「ちょっとした突起」でも、
鳥にとっては足場になります。
特にハトやスズメは、こうした狭いスペースに器用に入り込み、巣を作ることができます。
「こんな場所に?」と思うような意外な場所に被害が発生することも多いのです。
2. なぜ一度定着すると厄介なのか
鳥にとって「安心できる場所」として定着してしまうと、巣を撤去しても再び作ろうとするため、対策が難しくなります。
ハトやカラスのような鳥は「執着性」が強く、一度気に入った場所には何度でも戻ってこようとします。
たとえ巣を撤去しても、「安全な場所」と記憶している限り、何度も同じ場所に巣を作ろうとするため、早期の根本対策が重要になります。
2. 早めの対策が大切|鳥害対策にお勧めの対策3つをご紹介!
では、このような事態を招かないためにはどのような対策をとればいいのでしょうか。
ここからは、鳥害を防ぐためのおすすめ対策3つををご紹介します!
対策1. 鳩よけ(鳥よけ)剣山を設置する
鳩などの姿を見かけたら、その場所に剣山(トゲ)を敷いて対策をします。
金属製の長いトゲ(10センチ程度)が付いたものを使用すると効果的です。
繁殖期に入る、4月~5月ごろまでに敷いておけば、巣を作るのを防ぐことができるでしょう。
↓ロープ作業で鳩よけ剣山を設置した事例の紹介ページ
対策2. 鳥よけ(防鳥)ネットを設置する
鳥よけネット(防鳥ネット)の設置は、害鳥対策の基本です。
集合住宅のベランダなどには、ネットを張り巡らして、侵入口を塞ぎましょう。
市販のものを固定金具などで取り付けてもOK。
ただし、高所や、建物と建物の隙間など、
手の届きづらい場所に設置したい場合は、プロに頼むのがおすすめ!
当社でも、高所でのロープ作業を行っています。
まずはお気軽にご相談くださいね。
↓ロープ作業で鳥よけネットを設置した事例紹介はこちら
対策3. 忌避剤を使用する
鳥の嫌がる臭いがする「忌避剤(きひざい)」を散布する方法も効果的です。
スプレータイプや固形タイプなど様々なタイプのものが販売されています。
それぞれに効果が続く期間や特徴が違いますので、用途に合ったものを選んで使用します。
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おススメの鳥害対策を3つご紹介しました。
これらの対策に共通することは、「事前対策」です。
害鳥類が「巣を作る前に」対策することを意識して、早めに準備をしておきたいですね。
3. 京都府京都市のホテル様|非常階段部分に防鳥ネットを設置しました!
さて、ここからは今回の事例を紹介します!
今回お邪魔したのは、京都府京都市内のホテル様です。
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こちらのホテルは、建物外側に設置された非常階段とホテル内部の間に隙間が多くあり、
その隙間から鳩などの害鳥が侵入する恐れがありました。
非常階段部分には、すでに羽やフンなどの害鳥の気配がみられたため、早急に対策する必要があります。
建物の防災規定上、非常階段の外側に防鳥ネットを張ることはできません(消防活動に差し支えるため)。
そこで、非常階段と外部との境目に防鳥ネットを張り、鳥類の侵入を防止する対策をとることに。
11階建てのこちらのホテル。
11階部分から2階部分まで、ひとつなぎの防鳥ネットを継ぎ目無く使用し、わずかの隙間も無いようにネットを張り巡らせました。
今回は、事前準備を含め、5日間の作業となりました。
まず一日目は、防鳥ネットを固定するための固定器具を設置します。
ボンドの耐久性を高めるため、あらかじめ接着面を清掃したのちに、
耐候性の高い樹脂製の固定器具をボンドで設置していきます。
例えば、屋外に設置する防鳥ネットや固定器具は、長期間にわたり太陽の紫外線や雨風の影響を受けても劣化しにくい、耐候性の高いものを選ぶ必要があります。
耐候性が低いと、時間とともにひび割れたり、強度が落ちてしまい、ネットが外れてしまう原因になるため、施工の際は耐候性に優れた素材を使用することが重要です。
固定器具を設置後、ボンドが完全に乾くまで数日間定着させます。
作業2日目は、ネットの設置作業を行います。
固定器具のボンドが完全に乾いているのを確認したのち、ネットを設置していきます。
今回使用したネットはあらかじめ、11階~2階の長さに合わせてカット加工をしています。
それを、上階から下階へ徐々に広げながら下ろし、固定を行っていきます。
固定にはインシュロック(結束バンド)を使用します。
鳥類はわずかな隙間からも侵入することができるため、隙間なくネットを張ることが重要です。
少しの隙間も残さないよう、すみずみまでネットで塞ぎ、作業を完了しました。
弛みなくきれいな仕上がりになりました!
目立たないため、建物内部からの美観を損なうこともなく、お客様にもお喜びいただけました。
4. 春から初夏にかけては鳥害が増える季節!早めの対策を
春から夏にかけては鳥が巣作りを始めるシーズンです。
この時期に適切な対策をしないと、巣作りが進んでしまい、後から撤去するのが難しくなることもあります。
特に高所や狭い場所の対策は専門の技術が必要なため、ロープ作業が可能な専門業者へ依頼するのが安心です。
「建物の隙間に鳥が入り込んでしまった・・・」
「高所の鳥害対策をどうすればいいかわからない・・・」
とお悩みの方は、ぜひ当社へご相談ください。
ロープ作業や高所作業の技術を活かし、安全かつ迅速に防鳥対策を実施いたします!
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5. 京都・滋賀・大阪|ホテルや工場・マンションでも多くご依頼いただいております!
インターネットを通じて、当社を見つけて下さり、ご注文いただくケースが増えております✨
お問い合わせ下さったお客様、誠にありがとうございます!
皆さまにご満足いただけるよう、今後も引き続き、質の高いサービスを目指してまいります!
是非お気軽にテクニカルメンテナンス京都へご相談ください!
当社では、今回のようなホテル様だけでなく、
・マンション
・老健施設
・食品工場
・飲食店 などなど・・・
様々なお客様にご依頼いただいております!
お客様のご要望に合わせたご提案をさせて頂きます。
どうぞお気軽にお問い合わせください!
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